新事実!ストレス解消・発散ではなくストレス活用法が人生を変える
どうも!10年以上続く体の悩み【病気・体調不良・美容】の改善を専門に行っている、『体操ドクター』の羽田です。
今日は、あなたの人生を変えるほどのストレスに関する発表をします。
ストレスって、毎日溜まりますよね。仕事でも、育児でも、結婚生活でも、お金でも、人間関係でも、ストレス溜まりまくりです。そんな時、ストレス解消にカラオケなんて最高ですよね(笑)。大声出して、ストレス発散しまくりです(笑)。
でも実は、ストレスに対するあなたの考え方しだいで、
「ストレスが体に悪さをしなくなる」
それどころか、
「ストレスは、あなたを健康で幸せにする」
ことを知っていましたか?
これは、近年になって新たに判明した事実です。最新の心理学の科学的実験によって明らかになりました。
今まで、何十年もストレスは悪いものだと思って生きてきた人が多いんじゃないかと思います。私もその一人です。
でも実は、ストレス自体が、体に悪い影響を与えるワケではなかったんです。つまり、ストレス自体が病気を引き起こすというのは、事実ではないということです。
むしろ、『ストレスは体に良い影響を与えるもの』だという事実が証明されました。
でもそれは、『あなたの考え方しだい』という条件付きになります。
この事実を知った時、衝撃が走りました。いや、衝撃なんてものじゃないです。頭が真っ白になりました。今までのストレスに対する考えが、まさに180度ひっくり返ったわけですから・・・。
でも実際は、ストレスが原因で病気になっている人は沢山いますよね?ストレス自体は体に悪い影響を与えないのに、病気になってしまうのはなぜなんでしょうか?
それは、『ストレスは悪いものという思い込み』が病気を引き起こす原因になっているからです。逆に『ストレスは、体に害がない』と思っていれば、ストレスが病気の原因にはならないのです。
つまり、『ストレスは悪いもの』という【思い込み】が病気にさせているわけです。
その事実を裏付けるストレスについての研究結果が、次の調査です。
目次
ストレスは思い込みによって良くも悪くもなる
これは、1998年にアメリカで3万人の成人を対象に行った調査です。参加者に次の2つの質問をし、答えてもらいました。
質問1:去年の1年間でどのくらいストレスを感じましたか?
質問2:ストレスは健康に悪いと思いますか?
そして、8年後の2006年に追跡調査で、対象である3万人のうち、誰が亡くなったのかを調べました。
結果は、
- 強いストレスがある場合には、死亡リスクが43%高くなっていた。ただし、死亡リスクが高まったのは、強いストレスを受けていた人の中でも、『ストレスは健康に悪い』と思っていた人たちだけだった。
- 強いストレスを受けていても、『ストレスは健康に悪い』と思っていいない人たちには、死亡リスクの上昇はなかった。
- 強いストレスを受けていても、『ストレスは健康に悪い』と思っていいない人たちは、ストレスがほとんどない人たちよりも死亡リスクが低く、参加者の中で最も死亡リスクが低かった。
- この調査から、ストレス自体ではなく、『ストレスは健康に悪い』という思い込みのせいで、寿命よりも早く亡くなった人数は、その8年間で、アメリカで18万2000人にのぼるものと推定される。つまり、年間で2万人以上。
とっても驚きの結果ですよね。ストレスが健康に悪いと思っているだけで、健康を損ね病気となり、早くに亡くなってしまうのです。この結果は、ストレスに対する考え方を変えるだけで、より健康になれることを科学的に示しています。
ではなぜ、ストレスに対する考え方を変えるだけで、病気になることを防ぎ、より健康になるのでしょうか。
それは、ストレスに対する考え方を変えることで、ストレスに対する体の反応が変わるからです。
ストレスによって体はどう反応するのか
人はストレスがかかった状態になると、心臓がドキドキ高鳴り、呼吸も速くなって、汗ばむ状態になるかもしれません。大勢の人の前でスピーチする時や、受験など大事なテストを受ける時は、こんな状態ですよね。
ストレスによるこのような体の変化は、普通、プレッシャーによる緊張や、不安の表れとされています。でも、この体の反応が、体に力を与えて、困難に立ち向かおうと準備していると考えたらどうでしょう。
・心臓の高鳴りは、行動に備えて、体に血液を送るため。
・呼吸が速いのは、思考を活性化しようと、脳により多くの酸素を送るため。
このように、「ストレスに対する体の反応は、自分の能力を発揮できるように助けてくれている」と捉えると、実際にストレスや不安が少なく、自信をもっと持てるようになります。結果、受験テストの点数も上がることが研究結果として示されています。
このストレスに対する考え方は、テストの点数だけでなく、仕事や人間関係のストレスなど様々なストレスに対して、良い効果を発揮してくれます。
ストレスに対する考え方だけで、体の反応が違ってくる
しかも、「ストレスに対する体の反応は、自分の能力を発揮できるように助けてくれている」と考えると、体は驚きの反応をします。
⇒心拍数が上昇し、血管は収縮する。つまり、慢性的なストレスによる血管の収縮は、心臓病の原因になる。
しかし、ストレス反応を『良いもの』と捉えると、
⇒心臓は高鳴るけれども、血管の収縮はなく、血管は拡張したままのリラックス状態になる。この状態は、喜びを感じた時や、勇気を持った時の反応に似ている。
このように、ただ「ストレス反応を『良いもの』と捉えるかどうか」で、体の反応が全く違ってきます。そのため、健康でいられるのかどうか、病気の発症や寿命の長さも変わってくるのです。
これがストレスに関する新しい科学です。ストレスには、良い方向へあなたの人生を変えるほどの力があります。
ストレス解消や発散ではなく、ストレスを味方にして人生を変える!
今まではストレスが悪者とされ、ストレス解消やストレスの発散に気を配っていたかもしれません。もしかしたら、ストレスを溜めないようにするため、面倒なことを避け、簡単な道を選び、自分を高めるチャンスがあったにも関わらず、挑戦してこなかったかもしれません。
それでは折角のあなたの人生、もったいないですよね。『ストレスは悪いもの』という不要な思い込みのせいで、自分の幸せや可能性を狭めているんですから。あなたが、やりたいと思った事を、もっと自由にやっていきましょう!
生きている限り、ストレスの影響は当然受けます。やりたいことをやっていても、何をしていても、ストレスは溜まります。そしたらいっそのこと、そのストレスを受け入れ、味方にしてしまうんです。
不安になったり、プレッシャーになるからと避けるのではなく、そのストレスに対する考え方を変えて、ストレスを自分の力に変えましょう!すると、あなたの人生がより良いものに変わっていきます。
ストレスをあなたの力に変えて、
ダメな自分から、綺麗で自信のある自分に変身したり、
満たされない毎日を充実したものにしたり、
新しい仕事や生き方にチャレンジしたり、
今の苦しい状況を抜け出したり、
そういったことが出来るようになります。まさに人生を変えることができるのです。
なぜなら、ストレスはあなたの能力を高めてくれる力があるからです。それには、ストレスに対するあなたの考え方を、ポジティブなものにするだけで良いんです。
今までストレスは悪者だと思っていたものを、「ストレスは体に悪いものではなく、むしろ、ストレスによるこの体の反応によって、自分の能力が発揮されるようにストレスは助けてくれているんだ!」
そう思うことによって、あなたの人生が変わります。
まとめ:『ストレス活用法』を一人でも多くの人へ
『ストレスは悪いもの』という【思い込み】が病気にさせている
この事を知った時、私は、「この事実を世界中の人たちに伝えたい!」と思いました。ストレスが悪いという思い込みをなくすことで、病気にならずに済む人が沢山いるのですから。どれだけの命が救われることか・・・。
一人でも多くの人に「ストレスに対する考え方」を変えてもらえるよう、これからも全力で活動していきます。
今まで、「ストレスを溜めるのは悪いから、ストレスを解消しよう!ストレスはすぐに発散しよう!」と、言っていたのは、もう古い考えになります。これからは、「ストレスを受け入れて、ストレスを上手く活用しよう!」という時代です。
私は、今日お伝えした「ストレスを受け入れて、ストレスを自分の力に変える方法」を短く言い表せる言葉として、『ストレス活用法』という名称を付けました。この『ストレス活用法』を一人でも多くの人に届け、健康で幸せな人生を送る手助けをしていきたいと思っています。