90%はストレスが原因?ストレスからくる病気や体調不良の予防法
こんにちは。若返り体操教室のインストラクターであり、健康心理カウンセラーでもある羽田です。
私は昔、サラリーマンだったことがあります。その時、仕事に行くのが嫌で嫌で仕方なかったことが何度もあったのです。仕事がとてもストレスだったんですね。
あなたは、ストレスを溜めていませんか?大丈夫ですか?
ストレスを感じることには色んなものがあります。
・仕事に行くのが嫌。
・合わない人との人付き合い・人間関係で悩む。
・子どものことや育児で悩む。
・旦那のこと、親のことで悩む。
・彼氏や旦那の浮気や女性関係が心配。
・お金のことで悩む。
誰もが多かれ少なかれ、ストレスを抱えているものです。
あなたは、大きなストレスを抱えていませんか?ストレス解消したり、適度に発散してますか?
今では、ストレスが原因で病気や体調不良になることはよく知られています。
ストレスで胃痛になるというのは、よく聞く話です。ですが、多くの病気や体調不良の原因が、ストレスであることを知っていますか?
これはあくまで私の見解ですが、「頭痛や胃腸炎、蕁麻疹、逆流性食道炎、血尿、吐き気、めまい、突発性難聴、動悸、鬱病、精神病からガンに至るまで、様々な病気や体調不良の90%以上はストレスが原因である。」と思っています。
私が今まで、体と心の関連性を学び見てきて、辿り着いた答えです。この90%以上という数字は、あくまでも私の今までの経験から得た数字です。
アメリカで心と体の繋がりを調査している研究者の中には、「病気の99%はストレスが原因である。」とさえ言っている方もいます。
え~!ほとんどが、ストレスからくる病気や体調不良ってこと?知らなかった…。
ストレスからくる病気や体調不良は、うつ病とか胃痛とかガンとか、特定の種類の病気だけなのかと思ってた。違うんだね。
体調不良不美人:不美
多くの医師や研究者が言うように、病気の主な原因はストレス(心の不調)が元になっているということは間違いないでしょう。
なので逆を返せば、「心が健康であれば、病気や体調不良になることを予防することもできる。」ということになります。
ではなぜ、ストレスが原因で病気や体調不良になってしまうのか。
そして、病気や体調不良にならないようにするにはどうしたら良いのか。
そのあたりを私の実体験をもとに解説していきます。
目次
ストレスが原因で、咳が3ヶ月間止まらない症状
これは、私がサラリーマンとして働いていた頃の話です。ストレスが原因となった体調不良の一例です。
ある時から熱も高くないのに、喉が痛くなり、咳こむようになりました。喉の痛みは3日ほどで治まりましたが、 咳はいつまで経っても止まりません。
胸の中心部分がキューっと狭くなる感じで、とても苦しいのです。思わず咳こんでしまいます。
しかし不思議なことに、仕事のない休日だと、咳はあまり出ないのです。その状態が3ヶ月間続きました。
そこで私は原因を探りました。
その結果、自分のやりたいことができていないストレスが原因で、胸の苦しみや咳の症状が現れたということに気が付いたのです。
ストレスは、想像以上に体と心に負担を掛ける
私はその当時、「沢山の人を健康にする仕事をしたい」と思っていましたが、やっている仕事は全く関係のない業種でした。
その「健康に関する仕事に就くぞ!」と心で決めた時が、まさに咳が始まる1週間ほど前だったのです。
そう決心したにも関わらず、実際はというと、生活があるため、悩みながら仕事を続けていました。
本当にやりたいことは別にあるのに、やりたくない事をしている状態です。
すると、心は大きなストレスを抱えます。それは、本人が頭で考えている以上に、心と体へ大変な負担を与えることになります。
では、どうしてストレスは体に負担をかけ、病気や体調不良を引き起こしてしまうのでしょうか。
ストレスはどのようにして体に影響を与えるのか
ストレスはどのようにして、私の体調不良を引き起こしたのでしょうか?
ストレスが体に影響を与える過程は、次の通りです。
- ストレスの刺激が、脳の視床下部へと伝わる。
(視床下部は、自律神経やホルモンなどの内分泌系を調整する機能を持っている部分。)
↓ - 自律神経やホルモンバランスが乱れ、呼吸や体温、血管、内臓などが上手く働かなくなる。
↓ - 体調不良や病気を引き起こす。
ストレスからくる病気や体調不良は、このような過程で引き起こされます。
私の例での体調不良は、たかが咳だったかもしれません。しかし、この咳が夜中寝ていても出るため眠れず、睡眠不足の日々が続きました。
寝不足では当然、免疫力も下がります。
日中は眠気と咳が襲い、仕事では咳でコミュニケーションも上手く取れません。眠気で仕事も手につかず同僚に迷惑を掛け、それも更にストレスとなります。
ストレスからくる病気や体調不良を軽視して放っておいたら、深刻な病気に発展してしまう可能性もあるのです。
ちょっとした体と心の異変に気付くことが大病を防ぐ
私は15年以上、健康に関して、体と心の繋がりを探求してきました。
なので、『体の不調は心の不調』ということをよく知っています。
そのため、私はこの咳のように、普段から少しの体調不良であっても、その原因となる心の不調をすぐに改善するように努めています。
つまり、自分が何のストレスで悩んでいるのかを突き止め、そのストレスを元から解消するように努めているということです。
そうすることで、不要な大病を避けることができ、健康的な生活を送ることができます。
早期にストレスの解消を元から行い、ストレスからくる病気や体調不良の芽をなくすことが、健康に繋がるのです。
しかし、多くの人が体や心の異変に対処できていないのではないでしょうか。
「休めないから」「忙しいから」という理由で、ちょっとした体調不良でも無理をして仕事や家事・子育てをしています。
表面的にはちょっとした体調不良でも、実はそこには心の不調・ストレスが隠されていることを、多くの人は気付きません。
あなたは、体調不良を軽く考えていませんか?
体調不良や病気となった時には、原因となる心の不調・ストレスに気付いていますか?
ストレスを根本から解消・改善していますか?
病気や体調不良は放っておいても治るからこそ恐い
先ほどの私の咳の例ですが、そのまま体調不良を放っておいたとしても、咳自体はいつかは止まります。
風邪だって、放っておいてもいつかは治ります。それは体に自然治癒力が備わっているからです。
しかし、それが恐いのです。
体調不良や病気は一見治まったように見えても、病気の原因である心の不調・ストレスを元から解消・改善しなければ、またストレスからくる病気や体調不良になるでしょう。
次は更に大きな病気の可能性もあります。 それは、心の不調やストレスは段々と積み重なっていき、自律神経を乱れせるからです。
自律神経は内臓の働きも調整しているので、その乱れは大病を招く可能性があります。
大したことない風邪とか体調不良を甘く見ていた気がする…。自分が思っているよりも結構深刻なんだね。
自分の体もそうだけど、もっと心の健康にも気を配って生活してみようっと。
体調不良不美人:不美
まとめ:ストレスからくる病気や体調不良の予防と改善
健康に生きるためには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、病気や体調不良の原因となっている心の不調・ストレスを取り除くことです。
誰もがストレスによって、体や心に影響を受けています。
ストレスが当たり前となっていて、感覚が麻痺していて、気付きにくいんですね。
しっかりと自分と向き合い、自分の内面をよく知ることが、ストレスを根本から解消させ、ストレスを生まない健康的な生き方に繋がります。
今日のこれまでの『ストレスからくる病気や体調不良の予防と改善』について、知っておいてほしい重要な5つのことをまとめました。
- ストレスからくる病気や体調不良には、頭痛や胃腸炎、蕁麻疹、逆流性食道炎、血尿、吐き気、めまい、突発性難聴、動悸、鬱病、精神病からガンに至るまで様々。
その病気や体調不良の90%以上は、ストレスが原因の可能性もある。 - ストレスによって自律神経やホルモンバランスが乱れ、呼吸や体温、血管、内臓などが上手く働かなくなる。
- 体の不調は、心の不調であり、心が健康であれば病気になりにくい。
- 軽い病気や体調不良であっても、原因となる心の不調・ストレスをすぐに解消・改善することが大切。そうすることで大病を避けることができる。
- 自分の内面をよく知ることが、ストレスを根本から解消させ、ストレスを生まない健康的な生き方に繋がる。
ストレスと病気や体調不良の関係について、東洋医学からの視点や、違った視点から書いた記事もとても役立ちますので、ぜひこちらもご覧ください。
⇒知ってビックリ!5つの症状からみた、ストレスによる病気や体調不良を治す方法
あなたがストレスと上手に向き合いながら、生涯に渡って健康的な生活を送れるように願っています。