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足がつる原因は?病気?こむら返りの対処法と予防法を大公開!

青葉先生
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足がつる原因は?病気?こむら返りの対処法と予防法を大公開!
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■認知症予防のスペシャリスト
『認知症・歩行困難・難聴・後遺症・更年期障害』など、加齢による不調を、簡単な体操・食事法・生活習慣の改善で解決します!
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こんにちは。10年以上続く体の悩み【病気・体調不良・美容】の改善を専門に行っている、『体操ドクター』の羽田です!

「あ~~~~!!!痛~~~~~~い!!!」

夜中に叫びたくなるほどの激痛。そうです。あいつです。こむら返りです。

こむら返りは、痛すぎて飛び起きますよね(泣)。

布団の中で朝目覚めて、伸びをした瞬間に足がつることもよくあります。

しかも歳をとるほど、足がつる回数が増えます。

「寝ている時に、こむら返りになったら嫌だな~」と不安になりながら眠りにつくこともあるでしょう(泣)。

先日も、若返り体操教室(アンチエイジング エクササイズ教室)で、60代女性の生徒さんから
「先生、足がつることが多くて、夜もろくに眠れないんです。何か良い予防の方法を教えてください。」
と相談を受けました。

このように足がつることで悩む方は、結構多いんです。中には、「もしかしたら、重大な病気に掛かっているんじゃないか…。」と不安で相談しに来る方もいらっしゃいます。

私も毎朝、起きた瞬間にこむら返りになっていたわ(泣)。夜中には、何の前ぶれもなく足がつるし。普段の生活でも足がつることが多くて…。

布団の中で伸びをしようとすると、「まずい!足がつる!」ってなって、伸びをするのさえ怖いのよ(泣)。

体調不良不美人:不美

大丈夫。心配いらないわ。

今日のこむら返りの対処法と予防法を実践すれば、ほとんど足がつることもなくなって、足がつる不安も解消されるわよ♪それにはまず、足がつる原因を知ることが大切ね!

健康美人:美子

では、足がつる原因は何なのでしょうか?

足がつる原因は、病気?それとも、足がつる原因は、病気の前兆なのでしょうか?

足がつる原因と対処法・予防法を今日は紹介します!

簡単な体操で、こむら返りを予防することができるので必見です!

ではまず、足がつる原因から解説していきましょう。

足がつる原因が分からないと、対処の仕方も予防の方法もピンとこないので、足がつる原因をまずはしっかりと把握してくださいね!

こむら返りとは、こむら(=ふくらはぎ)の筋肉である腓腹筋(ひふくきん)が過剰な収縮によって起こる、激痛が伴う症状を指します。一般的に「足がつる」とも言います。

特にふくらはぎで足がつることがあるため、『こむら返り』と『足がつる』という言葉は、同じような意味で使われています。

足がつる5つの原因!病気の可能性もあり?

足の筋肉を使い過ぎた筋肉疲労以外で、足がつる主な原因は5つあります。

足がつる5つの原因とは、『ミネラル不足・水分不足・足の冷え・運動不足・病気』です。

それでは、足がつる原因を1つずつ詳しくみていきましょう!

足がつる原因1.『ミネラル不足』

ミネラルのバランスが崩れたり不足すると、筋肉や神経の働きがうまく調整できなくなり、足がつる原因となります。

ミネラルの種類は、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムなど、健康ために必要な必須ミネラルは16種類あります。

ミネラルは体の中では作られないため、食材から栄養を摂ることが必要です。
ミネラルが多く含まれている食材は、海藻類・緑黄色野菜・大豆類・乳製品などです。

バランスの良い食事を心掛けて、ミネラルを摂ることで、こむら返りの予防にも繋がります。

足がつる原因2.『水分不足』

よく「足がつるのは、水分不足だから」という話を聞きますよね。

体の水分が不足すると、体内のミネラルのバランスが崩れるため、筋肉や神経などの働きが上手く調整できなくなるため、こむら返りしやすくなります。

夜眠っている時の、汗や呼吸によって失う体の水分量は約500ml。多い時には1リットルもの水分を失うこともあります。

なので、眠る前や起きた直後に、適度な水分を補給することは大切です。足がつる予防にもなります。

足がつる原因3.『足の冷え』

足の冷えでも足がつる場合があります。特に睡眠中は、足の冷えによって足がつる場合が多いのです。

汗をかいたり、布団から足を出したりして、足の筋肉が冷え、血行不良となり、筋肉が収縮しやすくなります。寒いと「ギュッ」と、力が入って縮こまりますよね。そのようなイメージです。

今日紹介する【こむら返り予防体操】は、足の血行を良くする体操なので、ぜひ行ってみてください。

足がつる原因4.『運動不足』

歳をとるごとに、体の筋肉量は減っていきます。当然、足の筋肉量も低下し、血流も低下するため、足に十分な栄養が行かない場合があります。

血流が低下すると、足へのミネラルなどの栄養の供給が不足するので、こむら返りが起こりやすくなります。

適度な運動で足の筋力をつけ、足のストレッチして血行を促進することが大切です。

足がつる原因5.『病気』

日常的に頻繁に何度も足がつる場合は、病気の可能性もあります。心配な場合は早めに医師に相談しましょう。

筋肉や神経に影響を及ぼす病気は、こむら返りしやすくなるのです。例えば、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、脳梗塞、糖尿病、腎疾患などです。

足がつる症状以外にも、手足のしびれや、むくみ、喉の渇き、腰痛、歩行困難など、何か症状がある場合は、早めに病院で検査を受けましょう。

また、普段飲んでいる薬があれば、その副作用で足がつる場合もありますので、医師に確認してみてください。

足がつる主な原因を5つ挙げました。

あなたの足がつる原因は、何か分かりましたか?

これらの足がつる原因をしっかり把握し対処することで、こむら返りの予防をすることができるようになります。

こむら返りが起きた時の対処の方法

では実際に、こむら返りが起きてしまったら、どう対処したら良いのでしょうか?

足がつると痛くてパニックになって、一瞬頭が真っ白になってしまいますよね(泣)。

ですが、こむら返りが起きた時に、この対処法を覚えていれば安心です!

こむら返りの対処方法は、アキレス腱を伸ばすことです。アキレス腱を伸ばすことで、ふくらはぎの収縮された筋肉が伸び、こむら返りを解消することができます。

こむら返りが起きてしまったら、下のイラストのように、こむら返りした足を伸ばして、足先を体の方へ引き寄せて、アキレス腱を伸ばしてストレッチしてください。

このストレッチをこむら返りが治まるまで、伸ばしたり緩めたり行ってください。

足がつる原因は?病気?こむら返りの対処法と予防法を大公開!

外出中で立っている時に、こむら返りになってしまった場合は、下のイラストのように立った状態でアキレス腱を伸ばすストレッチをしてください。足がつる原因は?病気?こむら返りの対処法と予防法を大公開!こむら返りが起きてしまうと、痛くてパニックになってしまいます。そんな時こそ少し冷静になって、この『こむら返りの対処方法』を思い出してください。

足がつるのを予防する方法

足がつるのを予防する方法として、効果的な体操を2つ紹介します。『ゴキブリ体操』と『開脚交互屈伸運動(通称:伸脚)』です。

こむら返り予防体操1.『ゴキブリ体操』

足がつるのを予防する体操は、手足をブルブル震わせる、通称『ゴキブリ体操』です。

このゴキブリ体操は、以前の記事『効果抜群!足の疲れを取る方法「1日1分でも効果アリ!」』でも紹介しましたね。

手足をブルブル震わせることによって、老廃物が解消され、血行が良くなっていきます。それによって、足がつるのを予防する効果があるのです。

足がつる予防をし、足の疲れも取ってくれる『ゴキブリ体操』の動画がこちら↓

この体操をやってみると、手足がジンジン・ビリビリしてきて、すぐに効果を実感できることでしょう!

他の健康情報サイトでも、この『ゴキブリ体操』をおすすめしている所を見かけます。

でも、と~~っても大事なポイントが抜け落ちているサイトが多いんです。この動画でも、その大事なポイントが抜けていました。

その『ゴキブリ体操』で大事な3つのポイントがこちらです。

【『ゴキブリ体操』の3つのポイント】

  1. ブルブルした後、足と手を上げたままにしておく。
    ブルブルを止めた後、そのままの態勢で1~3分ほど、手足を上げたままにしておきます。
  2. 足と手から、血液や老廃物などが体の内臓へ戻っていくイメージをする。
    手足を上げたままにしておくと、手足に溜まっていた血液や老廃物が、体の中心部の内臓へ戻っていきます。それらの古い血液や老廃物は、内臓によって濾過されキレイな状態になります。足や手のむくみにも最適です。
  3. 寝る直前に行う。
    手足を1~3分ほど上げ、十分に手足の血液や老廃物が体の中心へと戻ったと感じたら、ゆっくりと手足を下ろし、そのまま就寝してください。

    起き上がってしまうと、せっかく体の中心に向かっている血液や老廃物が、手足へと戻ってしまう可能性があります。最大限の効果を得るためにも、就寝の直前に行い、そのまま寝るのが良いでしょう。

『ゴキブリ体操』は、1日何回やればイイの?

初めのうちは、足を上げていることがキツイかもしれません。1分もブルブルしたり、上げていられないかもしれません。特に男性はそうです。

でも、毎日やっていくうちに、自然と長く出来るようになります。心配いりません。初めのうちは、1回1分~3分間行うと良いでしょう。

慣れてきたら、ブルブル開始から手足を下ろして終了するまで、全部で3~5分を目安に行うと、効果もかなり高くなります。

寝る直前の1回だけでも効果は十分です。できれば毎日行ってください。毎日行うことで血行が良くなり、体調が良くなっていくのをきっと実感することでしょう!

 

こむら返り予防体操2.『開脚交互屈伸運動(通称:伸脚(しんきゃく))』

こむら返りを予防する体操2つ目は、開脚交互屈伸運動になります。準備体操でお馴染みの伸脚(しんきゃく)のことです。

この伸脚で、脚の内側を伸ばすことにより、こむら返りの予防をすることができます。脚の内側というのは、普段生活していて伸ばすことがないので、筋肉が硬くなっていたり弱っていることが多いのです。

足がつる原因は?病気?こむら返りの対処法と予防法を大公開!
普段、準備体操で行っている伸脚は、上の画像のような感じですが、効果を高めるには少し違う動きの部分があるので、下記のポイントをよく守ってストレッチしてください。

【伸脚の効果を高めるためのポイント(普通にやられている伸脚とは違う点)】

(1)両足のつま先もカカトも浮かせないで行うこと。
よく、伸ばしている方の脚のつま先を上に向けて伸脚を行っていますが、それでは脚の内側は十分に伸びません。

両足のつま先を前に真っ直ぐ向け、つま先を上げずに、足底は全てぺったり地面に着くようにして、伸脚を行ってください。(体が硬い方は、無理をせず行ってください。)

(※画像は、つま先が横に向いている状態で間違っている動きのものです。きちんと前につま先を向けて行ってください。)

(2)伸びている脚の内側を感じながら伸脚すること。

(3)だんだんと出来る限り腰を落としていくこと。
画像の伸脚は、腰の位置が高い伸脚ですが、できる人は、お尻が着くくらいに腰を沈めて伸脚を行ってください。
その時も、(1)のポイントをよく守って行ってください。

こむら返りを予防する体操は、毎日コツコツ行うことが大切です。

毎日行うことで、だんだんと足の筋肉が柔軟になり、血行が良くなって改善されていくからです。こむら返りを予防する体操は、出来る範囲内で無理をしないで続けてくださいね。

まとめ:足がつる原因・対処法・予防法

今日は、足がつる原因と対処法・予防方法を紹介しました。

こむら返りについて、沢山のことを解説したのでまとめますね。

足がつる主な5つの原因

  1. ミネラル不足
  2. 水分不足
  3. 足の冷え
  4. 運動不足
  5. 病気

こむら返りが起きた時の対処法】 
■アキレス腱を伸ばす

足がつるのを予防する体操】 
■ゴキブリ体操
■開脚交互屈伸運動(通称:伸脚(しんきゃく))

この原因対策と予防法を実践していると、いつの間にか、こむら返りが治まっていることに気付くはずです。

足がつる不安から解放されると、ぐっすり眠れるようにもなり、健康や美容にも良い影響を与えます。

健康や美容のためにも、足がつる生活から抜け出しましょうね♪応援しています!

若返り体操(アンチエイジング エクササイズ)│体操ドクター:羽田知史

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