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ボケ防止に効果的な食事とは?認知症予防は食事改善から始めよう!

青葉先生
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ボケ防止に効果的な食事とは?認知症予防は食事改善から始めよう!
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■認知症予防のスペシャリスト
『認知症・歩行困難・難聴・後遺症・更年期障害』など、加齢による不調を、簡単な体操・食事法・生活習慣の改善で解決します!
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こんにちは。10年以上続く体の悩み【病気・体調不良・美容】の改善を専門に行っている、『体操ドクター』の羽田です。

多くの女性が、「カッコ良く歳をとっていきたい。」「歳をとってもボケたくない!」という思いが強いのでしょうか・・・。

『認知症の予防と改善』について書いた記事【手遅れになる前に!認知症の予防や改善におすすめの体操を大公開!】の反響がとても大きかったんです。

なので今日は、認知症予防の取り組みやすい別の方法として、『食事』を紹介していきます!

良質な食事を摂ることは、認知症予防以外にも、健康や美容にも効果アリですしね♪

ではこれから、ボケ防止に効果の高い食事とは何か見ていきましょう!

…と、その前に、認知症やその原因について解説しますね。

認知症は、生活習慣で決まる!

認知症は、一昔前までは治療ができない・治らない病気とされていましたが、今では違います。

生活習慣を見直すことで、認知症になるリスクを減らせることが分かっています。

どうして生活習慣を見直すことで認知症になるリスクを減らせるのでしょうか?

老人性認知症には、『アルツハイマー型認知症』と『脳血管性認知症』があります。まずは、脳の委縮によって起こる『アルツハイマー型認知症』の原因を見てみましょう。

アルツハイマー型認知症の7つの危険因子

  • 低学歴(=低教育水準)
  • 喫煙
  • 低身体運動量(=運動不足)
  • うつ病
  • 中年期の高血圧
  • 糖尿病
  • 肥満

アルツハイマー型認知症の原因をみると、「普段の生活で、健康に気を配っているか」が認知症になるかどうかの鍵を握っていることが分かりますね。

では次に、『脳血管性認知症』の原因も見てみましょう。

脳出血や脳梗塞などの脳の病気によって引き起こされる認知症は、『脳血管性認知症』と呼ばれます。

脳血管性認知症の原因となる脳出血や脳梗塞・くも膜下出血などの脳の病気は、高血圧や高脂血症・糖尿病が原因でなる場合が多いのです。

高血圧や高脂血症・糖尿病などの病気は、まさに日々の生活習慣によって引き起こされる病気です。

つまり、毎日の食事や運動・ストレスなど、常に健康に気を配ることが、認知症予防にはと~~っても大切なのです!

ボケ防止に効果の高い『認知症予防のための食事』

(1)ボケ防止に効果の高い食事【カレー】

ボケ防止に効果の高い食事、1つ目はカレーです。

カレーに含まれるスパイスに『ウコン(英名:ターメリック)』があります。ウコンは、肝臓の機能をアップさせて二日酔いに効果があるとして有名ですよね。

このウコンには『クルクミン』という薬効成分が含まれています。これが、ボケ防止に効果が高いと言われているのです!

アルツハイマー型認知症は、異常なタンパク質[アミロイドβ]が、脳内に蓄えられることで発症します。なんと、クルクミンは、この異常なタンパク質[アミロイドβ]を抑制してくれるのです!

つまり、クルクミンを摂ることで認知症の予防に繋がるのです。

このクルクミンは、食事以外にも、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダや、中国の漢方薬で昔から使われています。

そのクルクミンはボケ防止以外にも、抗ガン作用や免疫機能の向上、生活習慣病の予防など、多くの効果が期待できるとされています。

またクルクミンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用もあると言われています。抗酸化作用によって、アンチエイジングや美容効果も期待できますね!

よくカレーを食べるインド人のアルツハイマー型認知症の発症率は、アメリカ人の1/4という調査結果もあります。やはり、カレーに含まれるクルクミンがボケ防止に役立っているのですね。

ただ、日本の市販のカレーですと、インドのカレーよりもウコンの含有量が少ないので、ウコン(ターメリック)の量を少しプラスすると良いでしょう。

ただし、いくら体に良いものでも摂り過ぎは禁物です。

ウコンは鉄分も多く含んでいますので、肝機能障害や肝臓の弱い方は、肝臓を無理に働かせてしまい、逆に肝臓を悪化させてしまう可能性もあります。

ですので、適量を心掛けて食事をしてください。

(2)ボケ防止に効果の高い食事【魚】

青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)がボケ防止に効果的だというデータがあります。

不飽和脂肪酸の一つが、DHAです。DHAは、体内で合成できない栄養素なので、食事やサプリメントから摂る必要がある必須脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は、固まりにくい性質があるため、体内に摂り入れると、体の細胞の柔軟性が増します。

つまり、血管や血液の柔軟性が増し、動脈硬化や血栓の予防に繋がります。また、脳の神経細胞も柔軟になり、神経伝達物質が増え、脳が活性化します。

なので、食事に青魚はボケ防止に良いんですね!

ただし、「私は、食事で魚をよく食べているから、認知症にはならないのよ♪」と安心してはいけません。

先ほど、【アルツハイマー型認知症の7つの危険因子】として、低学歴、喫煙、運動不足、うつ病、中年期の高血圧、糖尿病、肥満の7つを挙げました。

食事で魚を食べていても、運動不足だったり、喫煙していたり、肥満だったりと、生活習慣に問題があると、DHAを積極的に摂っていたとしても、ボケ防止の効果は期待できないという調査結果もあります。

なので、食事も生活習慣も正すことが、ボケ防止には重要なんですね!

(3)ボケ防止に効果の高い食事【野菜と果物】【地中海料理】

週3日以上、野菜や果物のジュースを飲む人は、飲まない人と比べると、アルツハイマー型認知症になるリスクが76%も減るというデータがあります。

また、果物・野菜・オリーブオイル・豆類・穀類・魚類を主に食事とする地中海料理は、アルツハイマー型認知症になるリスクを68%減らす効果があるというデータもあります。

認知症のリスクが高まる食事

これまで、ボケ防止に効果の高い食事を見てきましたが、逆に、認知症のリスクが高まってしまう食事を見ていくことにしましょう。

  • 肉を食べる量が多く、魚や野菜を食べる量が少ない
    ⇒肉や乳製品に多く含まれている飽和脂肪酸は、摂り過ぎると、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしてしまい、動脈硬化を招きやすくなりまし、体の酸化(=老化)を促進してしまいます。
    また肉は消化吸収しづらく、各内臓に大きな負担をかけることになり、内臓を疲れさせ弱らせる原因にもなります。

  • 水分をあまり摂らない
    ⇒血液がドロドロになりやすく、脳の病気や生活習慣病を招きやすくなります。歳をとると、体自体が水分を保持する量が少なくなりますので、こまめに水分を摂るようにしましょう。

  • 甘いものをよく食べる
    ⇒肥満や糖尿病のリスクが高くなってしまいます。

  • カロリー不足
    ⇒ダイエットでカロリー制限をしている女性は注意が必要です。栄養が行き渡らず、脳の活動が抑制されてしまいます。

これらのことから、一般的に体に良くないと言われている食事が、認知症になるリスクを高めることが分かるかと思います。

あなたは、肉料理をよく食べたり、甘いスイーツやお菓子をよく食べたりしていませんか?

その習慣が、認知症になるリスクを高めていっている可能性もあります。一度、食事をよく見直してみることをおすすめします。

まとめ:ボケ防止のための食事はバランスが大切!

一般的に体に良いとされている食事をバランス良く摂ることが、ボケ防止に繋がることが分かったと思います。

今日紹介した食事はあくまで、『ボケ防止に効果の期待できる食事』です。

認知症以外の病気の予防や改善のための食事となると、また違う食事メニューになってきます。

あくまで『ボケ防止のための食事』だということをしっかり押さえていただいた上で、今日紹介した食事を意識して多めに摂りつつ、バランスの良い食事を心掛けてみてください。

ボケ防止のためには、食事の改善と並行して、認知症予防・改善の体操を行うともっと効果的です。

認知症予防・改善の体操の詳細は、大反響だった以前の記事【手遅れになる前に!認知症の予防や改善におすすめの体操を大公開!】をご覧ください。

毎日コツコツ、良質な食事の積み重ねや体操が、あなたの将来の体を作ります。そのことを覚えておいてください。

食事を改善することで、ひとりでも多くの人が、認知症を予防できることを願っています。

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